オランダ最終日は、クレーラーミューラー美術館があるデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園へ。
この美術館は、ゴッホに関するコレクションで知られ、規模はアムステルダムのゴッホ美術館と並び、2大ゴッホ美術館と称されています。
併設された庭園には彫刻やオブジェが数多く展示されており、自然とアートが一体になった景色を鑑賞できます。
この美術館は国立公園の中に設けられており、国立公園内をサイクリングすることもできます。
美術館を堪能した後、レンタサイクルを借りて出かけました。
レンタサイクルは子供用と大人用の二種類のみ。
コースターブレーキの小径車で、すべての大人用自転車には子供用シートがついています。
美術館のサイトによると、公園の面積はは5500へクタール、森、ヒースの平原、草地、砂地などがあり、鹿や野生のヒツジ、イノシシなどが生息しているそうです。
レンタサイクルは公園、ビジターセンター、美術館の入り口に置いており、合計1800台もあるそうです。
地図の上3分の1の真ん中あたりに美術館があります。その周りはすべて公園です。
こうなったら一番遠いところまで行こう!ということで地図の一番下にある公園入口を目指します。
森の中。森林の香りが瑞々しくて気持ちいい!
お母さんとお子さんでしょうか。のんびり走って気持ちよさそうです。
森をぬけると景色が一遍。
草原や砂地の道が続きます。
大草原のなかをひた走り。吹きさらしの大地、ときおり吹いてくる向かい風がきつい。
えっちらほっちら、美術館から1時間弱。
ようやく反対側の公園入口に着きました。
帰りは駐車場までひたすら走る。
5月初旬のヨーロッパは既に日が長く、日没は21時ごろ。
美術館は17時で閉館しますが、この季節の国立公園は21時まで開いています。
この日、私達は昼頃に美術館に到着。ランチを取って美術館の閉館時間まで絵画を見学、
その後、国立公園のサイクリングというスケジュール。
駐車場に帰る頃には辺りがうす暗くなっていました。
心残りは、公園内で行けなかった場所があること。
二時間以上も走りまわったのに。。。こんなにも広い公園とは。。。
自前のロードバイクならもう少しスピードが出せて、快適に園内のコースを回りきることができたのに
今度来るときは、マイ自転車を持ってくるべきか。。。
こんなにたくさんサイクリングロードがあるなら、自分の自転車で走ってみたいな。
早くも次回の旅の計画が始まりそうです。
By Hana
- 過去の投稿 -
>>オランダ旅行記①(全4回) 首都アムステルダムの自転車事情
>>オランダ旅行記②(全4回) 自転車が交通の中心になるように計画的に作られた街Houten (ハウテン)
>>オランダ旅行記③(全4回) ここまでやるか。オランダの自転車道がすごい