サイクリングで小さな幸せ見つけた!東京23区
大田区~平和の森公園から大森駅まで。なんとなく昭和レトロを感じるサイクリング編

5月の爽やかな日に大田区~平和の森公園から大森駅までの約30km。

歩くよりも遠くへ行ける自転車を相棒にして・・・季節を感じるとか、人とのコミュニケーションが思い出になったり、美味しいものに舌鼓を打ったりとか・・・そういった小さな幸せを探しに行こう。

走り始めの朝は18℃、日中は23℃を超えた曇天と晴天が入り混じった一日。半袖が快適なサイクリング日和。

大田区の由来は昭和22年に、当時の「大森区」と「蒲田区」が一緒になって誕生し、両方の一字ずつを取って命名されたそう。

まずは平和の森公園からスタート。

平和の森公園は環七通りを挟んだ細長い公園。少し走ると噴水のある広い芝生のエリアが出現。すごく気持ちいい。

そこには平和都市宣言という文字が彫られた塔がシンボルとして立っている。昭和59年に建てられたようだ。

塔の下にある碑に書かれた文字は大人が子供に平和について説明をしている感じの詩になっている。

簡単なことのように見えて、平和を守ることは簡単ではないということが日々流れる情報からも感じている。

 

   

公園を通り抜け、すぐそこに都会の浜辺がある。大森ふるさとの浜辺公園へ向かおう。

浜辺の手前に「大森 海苔のふるさと館」がある。江戸時代、浅瀬の広がる品川から大森周辺は大きな海苔の産地として発展したようで、大森から海苔づくりが各地に広がったそう。その歴史を伝える施設。

中に入ると海苔づくりの様子が再現されていたり、昔の道具や船などが展示してある。海を埋め立てて新しい東京湾を作るために昭和38年頃に海苔づくりをやめることになったそうだ。

江戸前の海苔は大森の海苔といわれたくらいに品質も味もよかったと伝わっていると施設の方に伺った。大森で採れた海苔どんな味がしたのだろう。

  

施設を出てしばらく走ると白い砂浜が見えてきた!大森ふるさとの浜辺公園だ。

東京にいることを一瞬忘れてしまう。こんなに近くに白い砂浜があったなんて驚きだ。

自動販売機やベンチがおかれた施設も浜辺に面してあり休憩スポットにピッタリの場所と思った。

 

しばらく走っていると脇に美しいピンク&赤色のタチアオイが咲いている。

今日のterryウェアとグラデーションまで色がピッタリなことに驚いて思わず撮影。

民家や町工場を抜け、堤防沿いの細い道をいくと「羽田可動橋」がある。

道路がプツンと途切れている不思議な橋。随分と長い間使われていないようだ。どういうときに使われるのだろうか・・・。動くときに見てみたい。

 

もう紫陽花の季節到来。町工場がレトロな雰囲気を醸し出す。

 

呑川を越えて、しばらくまっすぐ走ると「穴守稲荷神社」に到着。

岩のようなゴツゴツした建物と朱色の鳥居が見えてきた。大きな鳥居をくぐると先にはなんとサイクルラックがある!なんと嬉しい、有難いことでしょう。

手を清めて先に進むと右手にたくさんの朱色の鳥居が並んでいる。

今日はウェアの色とマッチする場所が多い。岩のようなところも階段を上ると、数々のお稲荷様がある。全部はお参りできなかった。

  
     

小さな鳥居前のお狐様にお水をかけると水琴窟から涼し気な音色が響きだす。


穴守稲荷神社を出てほど近くの海老取川沿いに「旧穴守稲荷神社大鳥居」がある。鳥居の真ん中に平和の文字が書かれている。

多摩川沿いを走って、多摩川サイクリングロードへ。

  

陸橋が見えてきた。京急線の線路だ。この下通れるの??

頭をちょっとでもあげたらぶつかってしまうのではないかと、頭上注意の看板に不安を感じながら通った。実は不安のあまり1回目はちょうど真ん中で立ち止まってしまった・・・2回目は成功。

写真を見ると意外に余裕があったことを知って感覚の鈍さを実感。

   

西六郷あたりで多摩川サイクリングロードを離れ、大田区の由来のもうひとつの町、蒲田へ向かう。京急線の蒲田付近の線路下に「バーボンロード」というレトロな道があった。ポーズをとりたくなる壁画発見!

 

蒲田にはJR線も通っている。JRの高架をくぐり、東に少し走るとレトロな雰囲気の喫茶店がある。

地元の方々に愛されお客さんでいっぱいの「喫茶チェリー」で昼食。一番人気の焼きチーズカレーを選んだ。レトロな雰囲気についついメロンソーダが飲みたくなる。

  

大満足のランチ後は池上本門寺へ。

「池上本門寺」の門の正面(総門)に立っていると、自転車なら階段を上らず、裏の坂(車坂)を上って本堂の方に行ってみたらとご近所の方からアドバイスをいただいた。久しぶりの坂に息が上がっている自分がいた・・・。

  

今回のサイクリングの終点は大森駅。池上本門寺を後にして、大田区の由来の大森に戻ろう。

ぐるっと回った大田区サイクリング。

思った以上にいろいろな顔を持っていた。平和都市、そして白い砂浜、朱色の鳥居、純喫茶、お寺さん。大田区の歴史の一部にも触れ、遠くの地に旅行に行ったくらいの気分転換になった。

自転車は気軽に戻ったりできる。少しの距離でもこんなに楽しめる。
風を感じて、季節を肌で感じられる乗り物。なまった体を少し動かして、お腹が空いて美味しいものを頂いて・・・やっぱり生きるを感じるそれが幸せなんだな。
どこにでもある小さな幸せを探しに行こう。
次はどこへ行こうかな。

(大田区といえば羽田空港。飛行機が頻繁に飛んでいる)

筆者:miki
身長:163cm
着用ウェア:

TERRY ウェイフェアラージャージ グルッポルージュ M

TERRY ビスタショーツ グラベル M

ロコゴワ ロコ夏スパッツ KH  M/L

TERRY ソレイルフルフィンガーグローブ ズームレッド M

TERRY エアストリームソックス S/M

ロコゴワ ロコ手ぬぐい 豆茅

着用ヘルメット:

KASK LifeStyle シャンパーニュ S/M

撮影:東京サンエス㈱

協力:TABIRIN
https://tabi-rin.com/

新作デニム - ロコサイドエクステンドシリーズ ー

待ちに待った! 楽ちんウエストで格好良いジーンズとクロップが新登場。

12ozムラデニムストレッチ生地を使った日本製のボトムスです。

CCPさんの名品サイドゴアデニムを基にリニューアルし2023年ロコゴワから発売となりました。

左がジーンズ(10分丈)・右がクロップ(8分丈)です。

ウエストサイドには伸縮性のある素材を使用し自転車で前傾姿勢になった時のお腹周りの圧迫を軽減。

お尻の右ポケットはオープンポケット以外にジッパーをつけたポケットとその下にはリフレクターを配置。

ポケットの裏地は通気性を考慮しメッシュ生地を採用。

ムラ糸のデニム生地はタテ糸の色落ちがヴィンテージ感のある味わいになると言われています。

ロコサイドエクステンドシリーズは育て甲斐のあるボトムスです。
※左が約10年前から履いている当時のジーンズ。右はロコサイドエクステンド

新商品
ロコゴワ ロコサイドエクステンドジーンズ(10分丈)
ロコゴワ ロコサイドエクステンドクロップ(8分丈)

新製品のご紹介 -『ロコウォレット』全5色ー

ロコゴワからコンパクトでカラフルな使い勝手のいいお財布が新発売。

 
  

9号帆布パラフィン樹脂加工された日本製の布を使い、縫製も日本国内です。
まさにMADE IN JAPAN。二つ折りにしたお札とコイン、そしてカードを入れられる場所もあり、手のひらに収まるほどのコンパクトなボディに必要なのものが収まります。
サイドには鍵をつけたりできるようにループを付属。カード入れの部分には細めのベロクロで飛び出さないよう配慮。
蓋裏の太めのベロクロはお財布をしっかり締めておくためだけでなく、コインを出すときの受けにもなる仕組みになっています。

小さなお財布はお札を三つ折りや四つ折りにしなければならないものも多く、二つ折りで入れられるのもポイントです。こんなお財布欲しかった♪カラーも5色で本体の色とグログランテープの色の組み合わせが楽しいウォレットです。

新商品
ロコゴワ ロコウォレット

サイクリングで小さな幸せ見つけた!東京23区
世田谷区~世田谷線プチサイクリング編

先月のこと。5月の気持ちの良い季節に東急世田谷線沿線をサイクリング。日中は22.5℃。晴天と曇天と入り混じった暑からず寒からずの日差しも強くなくサイクリング日和だった。世田谷線は世田谷区内だけでなく杉並区をつなぐ電車。杉並区の下高井戸駅から世田谷区の三軒茶屋駅までの全長5キロの区間に10もの駅がある。なるべく世田谷線を横目に眺めながら少し横道にそれたりして、のんびりサイクリングを楽しもう。

コロナ禍での経験もあり、当たり前のことができる、ということがとっても幸せなのだと改めて感じている。
歩くよりも遠くへ行ける自転車を相棒にして・・・季節を感じるとか、人とのコミュニケーションが思い出になったり、美味しいものに舌鼓を打ったりとか・・・そういった小さな幸せを探しに行こう。

下高井戸駅前の市場は懐かしい雰囲気が残っている。こういった風景が少なくなっている中、とっても貴重。生活を感じられるこのようなところが好きだ。

 
  

世田谷線の線路沿いを花に見とれていたらすぐに電車が来た。その後も頻繁に通る。あっ猫の顔をした車輌が来た!!テンションがあがる。次は青、また来た今度は緑だ!江ノ電みたい。この後わかったことだが本当に世田谷線と江ノ電は関係があったみたい。
2両という短い電車内にはたくさんの人が乗っている。とても便利なのだろう。地元の人の足になっているのがよく分かる。

 
 

猫の車輌にも出会えたし、たっぷり電車を眺めたので、次は招福猫児(まねきねこ)で有名な豪徳寺へ行ってみよう。

都内に絵になる踏切がこんなにたくさんあるなんて。


世田谷線の山下駅の近くに小田急線の豪徳寺駅がある。駅前には大きな招き猫が!それにしてもなんとも穏やかな表情なのだ。駅から降りてくる人、行く人を見守っているようだ。

民家を抜け少し走ると豪徳寺へ到着。その昔、世田谷は彦根藩の所領地だったそう。井伊家がこの豪徳寺を江戸における菩提寺としたそうだ。屋根には彦根藩と井伊家の家紋がある。美しいお寺さんだった。

 

豪徳寺を後にして、素敵なコーヒーショップを発見!世田谷線を目の前に「梟焙煎研究所」があった。研究所??なんだろう?。入ってみると、ちょうど水出しアイスコーヒーをはじめたとのことで私は水出しアイスコーヒーとシュエットスペシャルティプリンを選んだ。
水出しアイスコーヒーは爽やかな酸味がありスーッと飲めてしまう。濃厚なプリンとの相性バッチリ。プリンを食べるスプーンも口当たりが良く、デザインもレトロで素敵だった。裏に蜂のマークが彫られており、フランスでは良く使われているカトラリーだそう。
マスターはフランスでシェフをしていたそうで、お店の名前に入っている梟(フクロウ)は、当時住んでいた街のシンボルで自身のお店の名前につけたのだと教えてくれた。フランスと言えばツール・ド・フランス。ご覧になったかを尋ねたら。もちろんご覧になったと。羨ましい♪

 
 

世田谷線の上町駅あたり。線路から少し離れた町の中にある「世田谷代官屋敷」に到着。
江戸時代のお屋敷がこんな都心にあるなんて!素晴らしい邸宅。古いお屋敷に陽の光が射している。このコントラストが深い味わいを出している。どっぷり旅行気分に浸る。

 
 

2駅先には吉田松陰が祀られた神社がある。訪れてみると、、、なんと自転車ラックが!今回のサイクリングで初めての自転車ラックに感激。奥には山口県の松下村塾を模した建物もある。

 
 

終点の三軒茶屋駅。三軒茶屋は他の駅より多くの人が行き交っている。若い人が多い気がする。
駅前の写真をパチリ。駅前に敷かれているレンガには寄付をした方のお名前や思いが刻まれていた。多くの人に愛されている街なのだと思った。
観光案内所がありいろいろ教えてもらった。今度別の日に行ってみよう。

 

そろそろランチタイム。三軒茶屋駅辺りは混んでいそうなので、前半に立ち寄った「梟焙煎研究所」の並びにあったお店に行ってみよう。電車を眺めながらお食事できそう。
宮の坂駅近くの「バレアリック」でランチ。私はアイスレモネードとソイミートのタコライスを選んだ。添えてあった“ごぼうのピクルス”がまたとっても美味しい。

 

自転車は気軽に戻ったりできる。少しの距離でもこんなに楽しめる。
風を感じて、季節を肌で感じられる乗り物。なまった体を少し動かして、お腹が空いて美味しいものを頂いて・・・やっぱり生きるを感じるそれが幸せなんだな。
どこにでもある小さな幸せを探しに行こう。
次はどこへ行こうかな。

(宮の坂駅で大正14年に製造された江ノ電601号が展示してありました。昭和44年まで世田谷線を走っていたのだそうです。)

筆者:miki
身長:163cm
着用ウェア:
TERRY ソレイルフロウトップ Zoom/litup M
TERRY ビスタショーツグラベル M
ロコゴワ ロコ夏スパッツ BK M/L
TERRY ソレイルフルフィンガーグローブ ズームレッド M
TERRY TERRY エアストリームソックス TeamRide/GY S/M
ロコゴワ ロコマスク 豆天
ロコゴワ ロコ手ぬぐい 豆天
撮影:東京サンエス㈱

協力:TABIRIN
https://tabi-rin.com/

サイクリングで小さな幸せ見つけた!東京23区
千代田区・文京区~近場編

今日は会社のある台東区上野御徒町から出発して近場の千代田区、文京区を楽しもう。

コロナ禍での経験もあり、当たり前のことができる、ということがとっても幸せなのだと改めて感じている。
歩くよりも遠くへ行ける自転車を相棒にして・・・季節を感じるとか、人とのコミュニケーションが思い出になったり、美味しいものに舌鼓を打ったりとか・・・そういった小さな幸せを探しに行こう。


予報では日中の最高気温は8℃ほど、2月の空気は晴天でも冷たいが今日は風がなくて助かる。スタートは寒くても走り出すとだんだん身体が温まるので脱いだり着たり細かな体温調節ができる重ね着がいい。
さあ会社を出発だ!

 

1区画行くと、もうそこは千代田区。昌平橋通りをまっすぐ行った橋の上からは総武線、中央線、丸ノ内線が交差するポイントがある。普段なかなか立ち止まって見ることがない光景に釘付けになり、行き交う電車をしばらく見ていた。


日曜の大手町、朝は平日とは違って閑散としているからかビルがいつも以上に大きく感じる。自転車も走りやすい。

 

 

東京駅駅舎前を眺めながら明治時代を思い浮かべる。少し先にはヨーロッパを感じられるような石畳の道があっておしゃれだな。

 

皇居の周りは約5km。自転車もランニングも練習するには距離が分かりやすい。空気もキレイな感じがしてとても素晴らしい場所。今日くらいの時間だと自転車よりもランナーの方々が多い!練習も一生懸命だ。東京マラソンも近いからかな。気をつけながら自転車を降りて散策。


皇居のお堀の曲線は実に美しい。皇居の爽やかな空気を大きく吸って、なんだか有り難い気持ちになる。

 

ハンドメイドバイシクル展が開催された北の丸公園内の科学技術館へ向かう。何度も展示会で来たことがあるのに・・・建物が”星”でいっぱいなことに今日はじめて気がついた。

 

科学技術館を右手に自転車を走らせると私世代には見るだけでジーンとくる“大きな玉ねぎ”が見える。そうこれが日本武道館。爆風スランプの歌詞が頭の中をグルグルと巡る。(若い人は知らないかな・・・)

 

皇居周辺の門でもひときわ素晴らしいのが田安門。現存する江戸城建築遺構で日本最古の門だそう。
昔の凄さをそのまま感じられる。遺っていること自体が本当に奇跡だ。
石垣の間に木が!!生命力を感じる。

 

田安門を出るとすぐに左側に靖国神社がある。細い道を入って文京区の小石川方面へ。

 

小石川後楽園ってこのあたりだっけ?と歩いてみると素敵な遊歩道があった!これまた発見。

 

 

少し走ると自転車レーンの外側に車の駐車スペースが設置してある区間が。先駆的だ。

この近くの高台に“牛天神”という神社がある。今までずうーっと気になっていた。
参拝前には巫女さんの装束を着た消毒液が!!早速検温と手の消毒。最近はすっかり消毒の習慣がついた。。。

  

牛天神は、鎌倉時代、源頼朝公がこの場所にあった岩に腰掛け休息したとき、夢の中で牛に乗った菅原道真公が現れ「二つの喜びがある」と告げられたとのこと。翌年その喜びがあり、頼朝公がこの岩を祀り牛天神を1184年源頼朝公が創建。以来、境内にある御神体の牛に似た岩”ねがい牛”を撫でると願いが叶うと言われている。


今日は梅まつりの期間中で甘酒を振る舞ってくださった。冷えた身体に沁みる温かさを感じた。
行く道は大きく2通りあり、階段を登って来る道もあったようだ。

 

小石川といえば植物園!日本で最も古い植物園。東京大学の施設だそう。
住宅街や路地を抜けて根津神社へ。こういった路地に出会えるのも自転車の醍醐味のひとつだ。

 

根津神社はつつじが美しいのだ。満開の時期にはよく父と母がつつじを鑑賞しに来ていたことを思い出す。

そろそろお腹も空いてきた。
今日は谷中で美味しいパンを買って会社で遅いランチにしよう。

根津神社から谷中はすぐそこ。
へび道、谷中ぎんざ、夕焼けだんだん、谷中霊園、そして目的のパン屋さん“VANER”に到着。

  

 

シナモンロールが絶品。甘すぎないし、カリカリしたところもあってものすごく好みのパン。ここはシナモンロールだけでなくてここはカルダモンロールというのがあってこちらもさっぱりした甘さとカルダモンの香りが心地よくこちらもとっても美味しい。なんとカルダモンロールは私で最後だったようだ。予約もできるとのことで午後買いに行くときには先に連絡しておくことにする!
カルダモンはずっと柑橘系と思っていたらショウガ科。シナモンと同じで身体を温めてくれるのかな。

パンがまだ温かい・・・会社でコーヒーを入れて・・・早くパンが食べたい!!冷めちゃう。
さあ帰ろう。


あっという間の4時間。歩いて巡るには距離があるけれど自転車ではラクラク。この感覚がいいんだな。

会社に戻るまでの通り道にも紹介したいところが沢山ある。
学園祭も一流芸術の“東京藝術大学” や大人も入れる“国際子ども図書館”。パンダで有名な動物園がある上野公園。そして上野の山の中腹にある鎮座1912年の氏神様の“五條天神社”。五條天神社さんにはいつもお世話になっている。コロナが流行る前までは境内からの豆まきも参加させていただいたこともある。初夏になると蓮が美しい池之端。母校の小学校(笑)。
台東区編はまたゆっくり。

  

自転車は、風を感じて、季節を肌で感じられる乗り物。なまった体を少し動かして、お腹が空いて美味しいものを頂いて・・・やっぱり生きるを感じるそれが幸せなんだな。
どこにでもある小さな幸せを探しに行こう。
次はどこへ行こうかな。

筆者:miki
身長:163cm
着用ウェア:
TERRY マンダリンサーマル スクリプテッド M
TERRY アーバンフーディ BK M(終売品)
TERRY メトロショーツ サテライト M
ロコゴワ ロコ冬スパッツ PKライン Free
ロコゴワ あったかロコグローブ GY&GR M
ロコゴワ ロコマスク 豆天
ロコゴワ ロコ手ぬぐい 豆若葉
撮影:東京サンエス㈱

協力:TABIRIN
https://tabi-rin.com/

サイクリングで小さな幸せ見つけた!東京23区
江東区編~パート1

新年明けての最初に訪れた区は「江東区」。
江東区役所から事前に地図を取り寄せて下調べしたら“江東区は広い”ということで今回は北側をサイクリングすることにした。
1月も半ば、普通だったらとても寒いはずが・・・日中の気温12℃というお日様燦々のサイクリング日和。まずそれがひとつ目の小さな幸せ。今日はいくつの幸せ見つけられるかな。

コロナ禍での経験もあり、当たり前のことができる、ということがとっても幸せなのだと改めて感じている。歩くよりも遠くへ行ける自転車を相棒にして・・・季節を感じるとか、人とのコミュニケーションが思い出になったり、美味しいものに舌鼓を打ったりとか・・・そういった小さな幸せを探しに行こう。

今日はJR亀戸駅からスタート。
ポイント3つ決めて出発。「亀戸天神」「金色の郵便ポスト」「深川めし」にしよう。

1つ目のポイントは亀戸で有名な「亀戸天神」。
出発してすぐに「亀戸梅屋敷」を発見。まだオープンしていないが何かイベントもやっていそう。また後で来よう。

目指す亀戸天神の途中に別の神社があった。それはスポーツ振興の神様「香取神社」。
サイクリングをして出会えた偶然。表参道ではなく別の参道から入ったようだ。鳥居からはお隣の区「墨田区」のシンボルスカイツリーが見える。鳥居の先の青い空と銀色のスカイツリーが映える。
サイクリングをしていて気を遣いたいのは自転車を伴って入っていいのか?いけないのか?という点。さすがスポーツ振興の神様、香取神社には境内に自転車ラックが置いてあった!なんという幸せ。受け入れられている感じが本当に嬉しい。早速自転車ラックに愛車を掛けて参拝。入るとたくさんの神様がいらっしゃり全て参拝するのが大変なほど。

年末年始にギックリ腰をやってしまい現在も少々痛さ継続中の私にもってこいの祈願が!!痛いところを洗い清めて大黒様と恵比寿様にお願いができたのでした!ラッキー♪
腰痛改善のお願いが終わり、振り返ると大きな荒削りな石が。この石は平成28年に建立の勝石(VICTORY STONE)というらしい。VICTORY、勝ち負けだけじゃなくて、自分自身で何かを乗り越えたりすることだなって思う。勝石の中心には剣を模った別の石が収められている。境内を見わたすとまた別の面白い形の石碑があった。亀戸大根之碑と書いてある。まさに大根の形。下には葉っぱも。このあたりは昔から肥沃な土地で大根が美味しく育ったようだ。これも川の恩恵なのだろうと遥か昔を想像した。


本殿や表参道には多くのスポーツ選手への応援の言葉や選手の名言が書かれていた。
「今あるがまま、一生懸命を楽しむ」、なんて素晴らしい言葉なのだろうか。

くねくね裏道を走り、目的の「亀戸天神」に到着。ここは自転車を伴って入れないのでサイクリングメンバー順番で散策。
亀戸天神は藤棚が有名。初夏になると池には逆さ富士ならぬ“逆さ藤”が映り、倍の美しさになるのだろう。ふじ違いだけれど縁起もいい感じ。またその頃に来てみたいな。境内には多くの屋台。りんご飴の甘い香りがする。少し散策していると藤棚だけでなく蝋梅も満開で顔を近づけるとマスクの上からでも梅の爽やかな甘い香りがした。春の訪れも間近だ。

亀戸天神のすぐ近くに藤棚が立派でくず餅で有名な「船橋屋」さんがある。くず餅大好物だし・・・立ち寄ることに・・・。笑
店内での飲食の時間にはまだ早くお土産を買うことにした。今日のサイクリングを思い出しながらお家で頂こう。

船橋屋さんを出たらルートは思いのまま、気の向くまま、風まかせ、川まかせ??

江東区はほんとに川と橋が多い。
旧中川にかかる橋の上からボートが見えた。声を掛けながらの練習をしている。競技のボートだ。なんかすごいぞ。ボートを追って行こう。
川沿いは泥濘んでいたり、日陰は凍っていたり・・・『そういう時はハンドルに力をかけずに後重心で。そして軽いギアをクルクル回す』というアドバイスをもらいながら、悪戦苦闘しながらゆっくり進んだ。

川沿いを走っていると途中にボートの拠点を発見。よく見るとたくさんのカヌーが!そして江東区出身のパラリンピック選手の応援幕が張られていた。
拠点にいらした方に「ボートの練習の方がたくさんいらっしゃいますね。競技ですか?」と話かけた。『この川は四方が堰き止められているので川の流れもほとんどなく穏やかで、潮の満ち引きにも影響をうけず、距離が10kmなのでボートの練習には最適なんです。』と。私たちが追ったボートはドラゴンボートという競技の練習中だったようだ。
『自分もカヌーの競技に参加もするんです。早いわけではないれど』と楽しそう。
『パラリンピックの選手もここで練習したり、この近くの中学校のカヌー部の子たちも練習もしていますよ。その拠点はここから1kmくらい先にあります』と教えてくれた。
中学校にカヌー部があるとは・・・驚いた。さすが川に恵まれた江東区だ。

「1km先の拠点も見に行ってきます。」と後にした。
自転車なら1kmなんてあっという間。
その川沿いには白鷺や黒鷺、魚は発見できなかったけれど川面がキラキラときれいだった。江東区の上空は飛行機がよく映える。本当に気持ちがいい。いい天気だ。

2つ目のポイントは「金色の郵便ポスト」。
東京2020大会でゴールドメダリスト出身地域の郵便ポストを金色に塗り替えることで栄光を称え、選手を輩出した地域を盛り上げるゴールドポストプロジェクトをしていたみたい。ここ江東区では東大島駅近くに堀米選手(スケボー)の金色の郵便ポストの存在を以前聞いたことがあった。川沿いから数キロという近さだった。金色の郵便ポストを初めて見る私は興味津々でプレートなど読んでいたら『何かありますか?』と郵便を出しに来た近隣の方に尋ねられた。近くにお住まいの方にはこの金色の郵便ポストは日常のようだ。

そろそろお腹も空いてきた。
3つ目のポイント「深川めし」へ。
向こうに見える橋はさっき通ったかな??川と橋が多い。

深川不動尊、富岡八幡宮近くの「門前茶屋」さんで深川めしを頂く。
せいろ蒸しの深川めしだ。たっぷりのあさりがジューシーで旨味が口の中で溢れる。せいろ蒸しということもあってお米が最後まで熱々だった。ものすごく美味しい。
このあたりが一面の海だった江戸時代、漁師さんが愛した漁師めし。代表的な江戸の味だ。浮世絵の世界が目に浮かぶ。

満腹になったところで
走れるところは川沿いを選んで朝オープンしていなかった亀戸梅屋敷に行こう。
大島・小松川地区スポーツ広場を通り、木場公園を抜け、東京都現代美術館(MOT)。昔アンディー・ウォーホールの作品を観に来たことを思い出した。こんなに広かったかな。懐かしい。

いくつもの橋を渡り、また戻ってきた。亀戸駅周辺。
歩行者天国になっていた。ここの歩行者天国は自転車通行OKのようでホッとした。

亀戸梅屋敷では、今月日本文化を知ってもらうという目的で様々なイベントを開いているようだ。
外では詩吟。宮沢賢治の雨にも負けずを吟じていた。父が詩吟をやっていたので聞き慣れてはいたけれど漢詩だけと思ってた。どんな詩でも吟じることができるのだと驚いた!
いただいた資料には「吟道精神」が書かれていた。「吟の道は気を養うの道なり」。父が詩吟に取り組んでいた理由が少し分かった気がして嬉しくなった。

建物内に入るとお土産物がずらり。中でも目を引いたのは纏(まとい)。『江戸火消しの”組”が全部あったけれど1つ売れちゃって欠けてるんだよ』と残念そう?に話してくれる館長。笑。

忍者もいて構えを教えてもらう。撮った写真を見るとコロナ禍からずっと愛用しているロコマスクと忍者の口が似ていることに後で気づいた。笑。この空間が息がしやすいのだが・・・忍者似。

お腹はいっぱいだけれど「亀戸名物もんじゃまんじゅう」を頂いた。もんじゃって江東区??

約20kmの江東区サイクリングではスポーツをしている方が多く、話しかけると親切にいろいろ教えてくれる。
亀戸梅屋敷の中に江東区のスローガンのポスターが貼ってあった。
今回のサイクリングで感じた印象とピッタリだったことに本当に驚いた。

本当に「スポーツと人情が熱いまち 江東区」だった。

自転車は、風を感じて、季節を肌で感じられる乗り物。なまった体を少し動かして、お腹が空いて美味しいものを頂いて・・・
やっぱり生きるを感じるそれが幸せなんだな。
どこにでもある小さな幸せを探しに行こう。
次はどこへ行こうかな。

~あとがき~
くず餅の程よい弾力とほんのり甘いきな粉。最後にかけるとろ~り濃厚な黒蜜のハーモニー。
家についてからも江東区を楽しんだ大満足の一日でした。

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テリーのボレロの特徴

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カーディガンの前ボタンを空けたまま自転車に乗ると、風でバタつき不快感を覚えた経験をされた方は多いのではないでしょうか。
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また、ハンドル操作の邪魔にならないようにするために、脇の下に生地が集中しすぎないよう考慮した設計にしています。

635095 ボレロ/ライト ¥6,800.- + 税

春夏秋向き

仕様

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  • Color : レモネード / BK / WH